2019-12-24 23:15:36
12月に入ると、あちらこちらでクリスマスの曲が一斉に流されますね。
新しいものから古いものまで、どれも耳に残る曲ばかりですが、私がこの時期に聞くのは「
アヴェ・マリア」です。
多くの人が歌っている曲なので、同タイトルのCDが大量にあると思いますが、私の手元にあるのは2枚。
浜田省吾のシングルと、
サラ・ブライトマンのアルバム。
先に買ったのは浜田省吾の方です。
1992年の製造でしょうか。税込み800円。
ジャケットの絵が絵画の天使か聖人を合成したような絵で、ほかのシングルCDと並べてみるとインパクトがあって、つい手に取って買ったのだと思います。(他に浜田省吾のCD持ってないし)
アヴェ・マリアってもっと情緒的に歌うものだと思っていたのですが、浜田省吾は淡々と歌うんですよね。男性だからキーの問題もあるのかもしれませんが、そこが印象的で捨てずに今も聞いております。
サラ・ブライトマンは、タイム・トゥ・セイ・グッバイをどこかで聞いて、声質がいいなとアルバム「エデン」を買ったはいいものの、ほぼ同時期に買っていたと思われるオリガの「永遠。」ばかり聞いておりました。
サラ・ブライトマンは正統派オペラ系?って感じですが、オリガと比較してしまうと、綺麗で引っかかりにくいような。
オリガは低~中音に力があるような感じで、曲も耳に残ります。日本語も少し入ってるし。(なぜかアコーディオン奏者のKOBAに近く感じる)
脱線しましたが、そんな訳で当時の私は、あまりサラ・ブライトマンは聞かなかったのです。
でも嫌いじゃないのでアルバム「ラ・ルーナ」も買って(これはあまり聞いてない)、その後に出た「アヴェ・マリア」も買いました。
この「アヴェ・マリア」はジャケットが攻めてます。表紙はふーんて感じですが、ひっくり返した裏面は、彼女の全裸?に金箔を貼っているのです。肌色の赤を強くしてあり、髪の毛を白く加工してるので、自然と照りのある頬や首筋や胸のあいだ、へそ周りに目が行きます。今は巷にあふれている露出度の高いイラストやら写真に慣れてしまって、感覚が麻痺しているので「この程度か」と思うジャケットになってしまいましたが、その当時(2001年かな?)は「おおお! 大胆かつ美しい!」と思わせるものでした。そんな訳で、ジャケットで買ったようなものです。
アヴェ・マリアはいろんなバージョンがありますが、このアルバムのはスタンダード(だと思う)なヤツです。
さらに最近好きになったネッスン・ドルマ(トゥーランドット ~誰も寝てはならぬ~)が入っていて、ジワジワと、お気に入りのアルバムになりつつあります。
ただ、例によって私のコンポのピックアップに引っかかるようになりまして……
とても残念ですが、明日には別のCDに変えようかと思っております。